ボルジョミ・ハラガウリ国立公園/Borjomi-Kharagauli National Park|トレイルガイド

📍概要

ボルジョミ・ハラガウリ国立公園(Borjomi-Kharagauli National Park)は、ジョージアを代表する広大な森林地帯を有する国立公園です。豊かな森と山岳地形が広がり、軽い散策から本格的なハイキングやトレッキングまで楽しむことができます。サムツヘ・ジャワヘティ地方に位置しており、トビリシから車で2時間半とアクセスも抜群です。
「ボルジョミウォーター」や温泉地としてもよく知られ、かつてはロシア人の療養地として栄えたこの街。現在でもその名前はヨーロッパを中心に海外でもよく知られており、夏には避暑地として長期滞在で訪れる観光客も多くいます

そして筆者が名付けたのは、「ジョージアの軽井沢」。軽井沢ほどゴージャスな雰囲気はまったくありませんし、ショッピングモールなどもない小さな街ですが・・・国内のイメージとしてはそんな感じです。

ボルジョミの森林は「The 寒冷地帯の森林」といった感じで、日本である東北、北海道の冷帯林と似たような部分も多くありますが、大陸で育った地層はやはり別物。ダイナミックな大地と森林浴の両方を楽しめる国立公園となっています。
また広大な土地なだけあって、トレイル数もジョージア国内の国立公園ではトップレベル。日帰りの軽い散策から、数日間にわたるトレイルまで、さまざまなレベルで自然を体験できるのが大きな魅力です。


📍基本情報

  • エリア:中南部ジョージア
  • 所要時間:数時間〜数日
  • 難易度:★☆☆〜★★★(コースによる)
  • ベストシーズン:春〜秋

• 特徴:森林・山岳・長距離トレイル

🏛️ ビジターセンター情報

ボルジョミ市内から徒歩で約15分。
ビジターセンターまでは、ボルジョミセントラルバスステーションから徒歩15分、タクシーで5分、バスで5分(TBC銀行前あたりのバス停からリカニ行きに乗車し、ビジターセンター前のバス停で下車)です。
国立公園内をハイキングする場合は、必ずここで入山届を出しましょう。

緊急の際の電話番号なども入手することができます。

🌲みどころ

ボルジョミ・ハラガウリ国立公園の最大の魅力は、そのスケールの大きさと多様な自然環境です。広大な森の中を歩きながら、標高や地形の変化に応じた異なる景観を楽しむことができます。
草原や尾根、深い森など、歩くルートによって全く異なる風景に出会えるのも特徴です。

⛰️ 主なトレイル

  1. Borjomi Forest Informational Trail #7 (難易度☆☆★)- 日帰り
  2. Likani Valley Black Trail #12 (難易度☆★★)- 日帰り
  3. Borjormi Footprints Trail #6 (難易度★★★)- 日帰り

Interpreter Trail – Trail No.7 (難易度☆☆★)

登り口の入り口にあるゲート。

ルート概要

  • 難易度:☆☆★
  • 所要時間:2-3 時間
  • 距離:3.7km
  • 累積標高:+239m

入り口はわかりやすく、サインもあり道も基本的にはわかりやすいです。
トレイルも基本は整備されているので問題ないですが、シーズンオフである冬、シーズン初めの春、5月くらいまでは歩く人も少なく、倒木などが整備されていないこともありますので、注意が必要です。

特にこのコースは冬でも開いている数少ないコースのひとつですが、冬場、降雪のあった後に行くと雪が残っており、コースが非常にわかりづらい上に滑りやすくなっています。3シーズン用のトレッキングシューズで十分ではあると思いますが、チェーンスパイク・軽アイゼンを持っていると安心かもしれません。

眺望があるコースではないのですが、森林浴を手軽に楽しめるコースです。

アクセス
ビジターセンター横に登り口があります。ゲートがあるのでわかりやすいです。

Likani Valley Black Trail #12(難易度☆★★)

ルート概要

  • 難易度:☆★★
  • 所要時間:4-5 時間
  • 距離:約9km
  • 累積標高:+621m

リカニ(Likani/ლიკანი)という集落が入り口となります。レンジャーステーション横を通って入山し登っていきます。トレイルも基本は整備されているので問題ないですが、分かれ道が若干わかりづらい部分があるのでご注意ください。

途中眺望が見えるステキな道がある筆者もお気に入りのトレイルのひとつです。
しかし下り道は急斜ですべりやすく、結構膝にくるタイプの下りですので、トレッキングシューズを着用していくことをお勧めします。

アクセス
リカニ(Likani/ლიკანი)が登り口になります。


登り口までは、タクシーで約20分、またはバス(約15分)+徒歩(約30分)で約45分です。

バスはTBC銀行前あたりのバス停からリカニ行き(1番)に乗車し、パン屋手前のバス停で下車。進行方向から右に向かう道を登っていきます。バスはタッチタイプのクレジットカード(VISAかMaster)で乗車できます。

バスは朝9:00〜なので、朝早くスタートしたい場合はタクシーか、前日のうちにリカニ付近に宿泊してもよいかもしれません。

Borjormi Footprints Trail #6 (難易度★★★)

ルート概要

  • 難易度:★★★
  • 所要時間:6-7 時間
  • 距離:約16km
  • 累積標高:+975m

アクセス
こちらも同様、リカニ(Likani/ლიკანი)が登り口になります。

入口と戻り口が異なるので、縦走チックな感覚を味わえるのがこのルートの魅力。森林内を歩くコースから、眺望をのぞめる場所まで楽しめます。しかし同時に帰りが問題で、タクシーを呼ぶ(事前にビジターセンターでタクシードライバーの番号をもらっておく、現地のレンジャーにお願いしてよんでもらう、ビジターセンターのビジタースペシャリスト(英語話者)に依頼するなど。Boltは使用できません)か、大通りまで30分ほど歩き、大通りでアハルツィヘ方面から来るマルシュルートカをヒッチハイク方式でつかまえて乗車する(慣れていないと難易度が高いかもしれません)のどちらかとなります(それかシンプルにヒッチハイクか)。

タクシーでもおそらく30-40ラリ程度だと思いますので、複数人で行く場合はタクシーがおすすめです。

実際に歩いたトレイルレポートは、また別記事にしていきます。乞うご期待!

ボルジョミへのアクセス

トビリシから
🚌 マルシュルートカ
トビリシ・ディドゥべ(Didube)駅前のバス停から、マルシュルートカで約2時間半
メトロのディドゥべ駅を出て、左手の駐車場 “ニゲ(Nige/ ნიგე)” のバス停からです。
マルシュは1時間に1本(8:00〜19:00, 00分のタイミング)出ています。

🚃 電車
トビリシ・ステーションスクエア駅から電車で5時間
1日早朝と夕方の2本、電車があります。5時間かかるので、時間に余裕がある方にはおすすめです。

他の都市から

クタイシから
セントラルバスステーションから約2時間半
1日3本(8:30, 11:30, 14:45)出ています。時間は要確認です。
アハルツィヘ行きに乗って途中下車します。

バトゥミから
セントラルバスステーションから約6時間
1日3本(9:00, 10:00, 13:00)出ています。アハルツィヘまたはアハルカラキ行きに乗って途中下車します。長時間のマルシュになりとてもしんどいのであまりお勧めはしません。トビリシかクタイシで1泊することをお勧めします。

※ マルシュルートカの時間は日にちによって変更があることもあります。前日にバス停で確認することをおすすめします。

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